ひとつ付け加えるのであれば、私の『Leo』は
creemaのアプリ内では簡単に説明できないほど
多くの意味が込められていることをここに記して
おきます。
私の作品『Leo』は新型コロナのパンデミックを
題材にしたと以前のブログでも公開しましたが、
https://yu7795.hatenablog.com/entry/2024/09/09/023018
背景には日本社会において隠されたレイシ
ズムについての問題も隠されています。
私は何かの団体に入ることなく個人でしている者
ですからこういったセンシティブなことは何も
自ら語ることのないようにするべきではあるので
すが、ここで少しお話させてください。
世界のどこでも同じように尊重されるべき存在
である『Leo』は異質なものとの共存に成功して
います。
パンデミックの影響で、世界中の国々が閉鎖的に
なり、人々が外部の文化や人種に対して不安や偏
見を抱くことが増えた背景の中で『Leo』は
「差異」と向き合う必要性を訴えています。
背景に広がるサバンナの風景や動物たちは、
自然の豊かさと多様性を象徴すると同時に、
人間社会における多文化共生の理想像であり、
日本社会におけるレイシズムは他国と比較して直
接的に表現されることが少なく、潜在的な形で
存在することが多いと指摘しています。
『Leo』は、その「見えにくさ」を視覚化し、
隠された差別や偏見に光を当て共生と再生のため
の新たな道を示唆困難な時期を経て人々が新しい
視点で他者との共存を模索する必要があるという
メッセージ性の象徴として成功しています。
『Leo』がいつも言ってくること。
「見えないものを見つめて。 強さとはただの力じゃないと知ることだ。」
見えないもの、それはパンデミックの影響下の
中や日本社会に潜むレイシズムのような隠された
課題とどれだけ向き合うかの理解こそが極めて
重要なのだと思い知ることがパワーであるという
ことをご理解いただけましたら幸いです。