レイシズムについて『Leo』を通して少し掘り下げ たいのですがお付き合いください。
そもそもライオンは「王者」「強さ」「尊厳」の象徴として描かれることが多いです。 しかし、この力強さは単に外見的なものではなく、内面の正義や尊厳をも示唆しているとも解釈できます。 ライオンは他の動物たちからも尊敬される存在であり、その強さがレイシズムに対する反発や耐性とつながると考えられます。つまり、表面的な強さに加えて、多様な背景や異なる文化を尊重することが本当の力であるというメッセージを含ませています。
ライオンの背景に見えるゾウや蝶などの他の動物たちが、異なる文化や民族を象徴する存在として捉えたとき、それは彼らがライオンと共存しているシーンは、多様性と調和を表現しています。 ライオンの毛色や蝶の羽の色は、様々な肌の色や人種の象徴であり、色のコントラストがそれぞれの違いを尊重するという意味も込めています。 また、背景の暗い部分は差別や無理解を象徴し、『Leo』の明るい顔つきや蝶の飛翔が、希望と共存の未来を表しています。
『Leo』が教えてくれること
「違いを恐れるな、共に歩むことこそ本当の強さだ。」
コロナ禍の影響で、世界的に社会の分断や差別が表面化したことがあります。この絵が「沈黙しているが観察している」という姿勢は、社会の分断や不公正を見つめている象徴として解釈することができます。パンデミックにより浮き彫りになったレイシズムの問題について内面から問いかけているようにも見えませんか。
『Leo』からは無言の抵抗や強いメッセージを、 『Leo』という作品は視覚的なアートではなく、 社会的なメッセージを力強く伝えるために。
私のメッセージが多くの人に伝わりますように。